注意すること
面接における、答えにくい質問や、逆にこちらから質問を求められたときに避けたほうが良い事柄についてご説明します。
まず、第一面接でいきなり給与についての質問等は避けたほうが良いでしょう。ただし、先方から積極的に聞いてきた場合には、素直に希望額等を伝えても構いません。この場合、現状維持~20%アップ程度が、客観的に見て常識的な範囲の金額といえるでしょう。
次に失敗やトラブル談を面接官から振られた場合です。自分としては話したくないと考える人も多いでしょう。しかしここで求められるのはトラブルなどに立ち会った場合、どのように乗り切ったのか?そこから何を学んでいるのか?であり、けしてネガティブに捕らえる必要はなく、むしろアピールポイントにもなりえます。技術者の方でしたら、困難だった開発やトラブルへの対処について、要領よくまとめておくことをお勧めします。
最後に転職回数も聞かれたくないことの一つだと思いますが、回数の多い方(30歳くらいであれば3回以上)はまず理由を聞かれると思ってよいでしょう。数が多いほど、どうしてもマイナスイメージになりがちです。そこで幅広い経験などをアピール要因にできるような言い回しを身につけるのも手です。